しんぶんしであそぶとつくる
- Atelierねねね・あべゆり
- 1月6日
- 読了時間: 3分
12/27 あそぶとつくるのおやこのじかん vol.1
新聞紙って知ってるかな?
おうちの人と読んだことある?
今日はいつもと違った新聞紙の使い方で、あそんだりつくったりしてみるよ〜
新聞紙を広げる前から、ワクワクが止まらない様子のこどもたち。
まずは、自己紹介しながら、どきどきも緩めて〜・・
ちょっぴり緊張もほぐれたら、次はあそぶとつくるの前に一呼吸。
新聞紙を縦一直線にやぶいてみる。
すーっと目で追いながら破れる様子を眺める。
次はぐしゃっと丸めてみる。
丸めたものを、広げてみる。しわしわだね。
広げた新聞紙をつなげてみるとどうだろう?
セロハンテープでペタペタと。
ここまでの動きだけでも、なんだかいろんなものが生まれそうな予感。
では、みんなであそんでつくるの時間をはじめてみよう。
新聞紙を大きく広げはじめる人。
さっそくやぶいてみる人。
とりあえず、様子を見る人。
ひもを使って、椅子をつなぐとそこから壁が生まれて
家の形になってきた。
屋根の上に、ぽんぽん新聞の玉を投げはじめる人。
ー これは雪ー!雨ー!
ー 扉もつくったらいいんじゃない?
新聞紙の服をつくる親子の姿。
新聞紙の世界の住人が、あちらこちらと走り回る。
ー これはね、襟。
ー しっぽも作ったよー!
ー ねーちょっと暑くなってきた!
つくる中で、次のあそびが生まれていく。
あそびの中から、次のつくるも生まれていく。
おにぎりを握る人の前で、
ちぎった新聞紙が宙を舞ったかと思えば、床に広がる
落ち葉の絨毯に寝転んでみたり。
新聞紙の棒が足元にころりん。
黙々と棒をつくる人。
ー これは、ベッドの足。2段ベッドになるんよ。
親子で協力し合いながらつくるを味わって、どんどんかたちになっていく。
気づくとあっという間にふわふわで気持ちよさそうなまくらまで完成!
選んだ新聞紙の模様も素敵。
新聞紙の中にもいろんな色や、模様が隠れているね。
こどもたちの気づきの中から、ハッとする時間。
おとなの視点とこどもの視点が混ざり合うことで、想像もしていなかった
新たな化学反応も。
みんなで時間の確認もしながら、
ひとりで黙々とつくるをすすめたり
みんなで笑いが止まらなくなったりの時間が流れていく。
最後はみんなで、大きな袋に新聞紙を詰めて
新聞紙のモンスターをつくってみよう。
どんどん膨らむモンスター!
仕上げは、ペンで模様やお顔を描いてみる。
ー できたー!
新聞紙という素材と向き合う中で、手や足の感覚を楽しんだり
どんなふうにするとイメージするかたちになるのか
想像したり、工夫したり。
何もない空間に、90分だけ現れた新聞紙の世界。
ー まだつくりたかった。
おわった後、なみだがほろほろ流れて
またいっしょにつくろうねとお約束を。
こどもたちから生まれたあそびの種を拾いあげながら
つくっていく時間は、それはとてもライブ感に溢れていて
とっても豊かな時間でした。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
いっしょに過ごした時間が、大きくなっていくみんなの中に
ちょっぴりでものこるといいな。
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